fc2ブログ

ブック・フライト情報ボード

茨木市駅前で朝10時からやっている古本・CD店です。 駅・市役所へ行くついでなど、ご利用いただければ幸いです。

本年も、ブック・フライトをご贔屓いただき、ありがとうございました。
本年の営業は、本日、午後8時をもちまして終了いたします。
新年は、元旦の午後3時より営業いたします。
来年もまた、ブック・フライトを、どうかよろしくお願い致します。
皆様、どうかよいお年をお迎えくださいませ。
スポンサーサイト



電車内が込み合っているのに、リュックを背中に背負ったままの人や、足元にバックを置く人を時々見かけます。悪意はなく、ただ、まわりの人たちが困っていることがわからないだけなんだとは思います。状況を見て自分のとる行動を判断する際の、観察力や想像力が働いていないのかもしれません。優しく思いやりのある心根を持っていても、判断を誤ると、気のつかない自分勝手な人だと見られてしまうものです。優しさに、観察力や想像力は欠かせないのでしょうね。
もしかすると、家族や恋人、親友というのは、観察力や想像力に影響されず、心根の部分だけでふれあい、分かり合えている人なのかもしれません。世間での思われ方とは別の次元で認め合い結ばれていることも多いですから。
でも、我がまま、裏切り、騙すことなどを繰り返していると、その心根が傷み始め、大事な人たちをも失うとも考えられます。心根が悪く、観察力、想像力に長けている人ほど困った存在はありませんよね。
自分の心根は腐っていないか、優しくあるために観察力と想像力が正しく働いているか、さらには、それらをもとに強い行動力が発揮されているか。
年の瀬に、少し振り返ってみましょうか。



ぼやっとしていたらいけません。
先日、朝、出勤途中に阪急茨木駅で電車から降りたとき、バッグのファスナーが一箇所あいているのに気がつきました。中を確認すると、そこに入っているはずの携帯電話がありません。あわててサービスセンターへ駆け込み、乗っていた電車と車両を告げると、次の停車駅の高槻市に連絡を取り、手配をしてくれました。親切な乗車客が拾っていてくれたらしく、事なきを得ました。記憶をたどると、座席に座れたので、メールを確認しようと携帯を取り出して、問い合わせの送信をしている間に、うとうととしてしまい、そして、茨木駅の手前で目がさめ、携帯を落としたまま、あわてて降車してしまったようです。
私は、この1,2年の間に傘の忘れ物はもちろんのこと、眼鏡、腕時計などを、同じように電車の中で落としています。子どものときから、そんなに物を落とすほうではなかったのですが。
気をつけなければいけません。次は何をなくすやら。取り返しのつかないことになる前に、原因の見極めがまず第一ですね。
土曜ワイド劇場で、シリーズ化されている、和久峻三原作の刑事ドラマです。昨日の放映が30回スペシャルとありました。年に1作品ぐらい作られていると思うので、30年ほどやっていると思います。主役の音川音次郎(藤田まこと)も歳をとってしまいましたが、いつもながらドラマは大変面白い。トリックやアリバイ崩しよりも、音川や犯人、関係者の心の動きが中心となって話が進んでいきます。昨日は、認知症や親子の情愛なども絡めながらの石橋蓮司や山本陽子との演技に見ごたえがありましたね。
半分は、藤田まことの演技と、京都の風情、叙情的な雰囲気を楽しむドラマだとも思いますが、クロード・チアリのギター演奏がまた、その趣に深みを増してくれます。思わず晩酌の日本酒を飲みすぎました。
残念だったのは、エンディングで、土曜ワイド劇場のテーマ曲が流れるため、クロード・チアリのギターが途切れてしまったことです。最後までドラマの余韻に浸っていたかったのですが、ちょっと興ざめでした。単発ドラマではありますが、人気のシリーズなので、柔軟にテーマ曲の流し方を変えていくというわけにはいかないんでしょうか。
日の入りの時刻が早くなり、すっかり日が短くなりました。年の瀬も押し詰まってきたと、いやでも思わされます。子どもの頃からこの季節がどうもだめで、夕刻早くに暗くなっていくと、うら寂しくて、もの悲しく、人恋しい気分に陥ってしまいます。悲観的になるわけではありませんが、苦手な季節です。
人は皆、生まれ月の季節が最も気分よく、活動的に過ごせるのだと教えてくれた人がいますが、だとすると、五月生まれの私は、暖かく、夏に向かっていく頃に、最も元気になり、正反対の晩秋から初冬のこの時季は、落ち込みやすく出来ているのでしょうか。
12月生まれの人は、どうなんでしょうね。
星野ジャパンが見事五輪切符を勝ち取りました。立派な戦いぶりだったようですね。
北京への熱い思いのある選手を集めたという星野監督を中心に、
期待通りの意識レベルの高いチームが出来上がったのだと思います。
中でも、主将の宮本慎也選手の力が大きいと言われています。
試合中の細かい指示やアドバイスなどの実践面のでの貢献のみならず、
精神面でも大きな役割を果たしたそうです。
新聞記事に、
「もともと五輪はアマの大会。プロに行かずに五輪を目指した人もいる」
「『一生懸命やったからいい』という大会ではない」
との言葉がありました。
首脳陣が絶対の信頼をおくのもわかります。立派な心根の持ち主なのですね。
北京でもまた、必死に戦う姿を見せてくれるものと期待しています。
今放映しているシリーズは、最近の中では比較的淡々と話が進んでいるようです。でも、このドラマがただの学園ドラマに終わらず、人の心をひきつけるのは、しっかりとした取材と脚本、演出に裏打ちされているからでしょうね。ビデオに撮って、毎回楽しみに観ています。
今の教室では、あのように生徒の脱線ぎりぎりの態度や言葉も、先生の手の内で認め、授業を展開していっているのでしょうか。先生に求められる力量は、大変レベルの高いものになりますよね。

30年ほど前にスタートした頃、当時の中学生たちが皆、「金八先生みたいな先生がいい」と言って、先生たちを苦笑いさせたそうです。その生徒たちも、今は子を持つ親になっているでしょうけど、今度は、保護者の立場から、どんな先生を求めているんでしょうか。
主演の武田鉄矢さんは、金八先生がハマリ役になっていますが、役柄と本人が錯覚されて世間にイメージされているところがあるかもしれません。代表格には寅さんの渥美清さんがおられますね。
今回は、クラスもある程度出来上がっているようだし、金八先生も超ベテランのカリスマ的雰囲気を匂わしていますが、卒業に向けてどんな盛り上がりを見せてくれるのか、楽しみですね。